支え合い活動の手引き

 病気やケガで思うように身体が動かなくなった時、困るのはゴミ出しや買い物などですね。自治会では、お手伝いする体制を整えつつあります。

 病気やケガでゴミ出しができなくて困っている方に対し、ゴミ出しをサポートすることとしました。

 自治会員同士で、「困ったときはお互い様!」の気持ちで支え合いましょう。

★ゴミだし支援とは

     ゴミ出しが困難になった方に代わり、ゴミ出しを手伝い、ゴミの収集をする仕組みです。

     小山東ニュータウン自治会では、病気やケガでゴミ出しが一時的にできない方を対象にしています。                        

     ゴミ出し支援依頼者(以下依頼者)は」、小山市のゴミ分別区分に従って区分し、玄関前の「ゴミ収集ボックス」に入れておきます。

     小山市のゴミ出し収集カ  レンダーに従って、支え合いサポーター(以下サポーター)は、そこからゴミ収集場まで運びます。

★組織

○見守り・支え合い活動推進検討委員会                                                   

    小山東ニュータウン自治会内に設置された委員会で、2019年度は13名の委員で構成されています。委員の中から、
    支え合いコーディネーター(以下コーディネーター)選任されています。

○サポーター

    各区からボランティアの申し出を受け、見守り・支え合い活動推進検討委員会が登録した方です。

○コーディネーターの役割

   ・依頼者の受付・記録 
   ・依頼者と面談し状況を把握します。必要なアドバイス、サポートの可否通知 
   ・支え合い計画書の作成
   ・サポーターと依頼者との顔合わせ、話し合い、支え合い計画書の確認 
   ・サポーターとの運営上の協議
   ・依頼者登録の解除受付とサポーターへの連絡
   ・報告書の提出

 

○依頼者の要件

    ・病気やケガでゴミ出しが一時的にできないと認められる方 
    ・コーディネーターが必要と認めた方

○ゴミ出し支援申し込み

   
   依頼者またはその親族が支え合いコーディネーターの携帯電話(080-9573-0880)に連絡します。
   支え合いコーディネーターは、「支え合い受付シート」に記録します。受付シートの内容は、氏名、年齢、住所、電話番号などを記録します。

○面談   
   コーディネーターは、依頼者と面談します。
   面談の際、依頼者が非常時に確実に連絡が取れる親族の連絡先を聞きます。
   また、介護保険法に基づく支援を受けている場合、ケアマネージャーの連絡先も聞きます。
   身体的状況、要介護度等を確認の上、判断結果を通知すると回答します。 
   面談を行うコーディネーターは、、可能ならば民生委員の参加を求めることができるとします。  
   コーディネーターは、「支え合い計画書」を作成します。依頼者と「ゴミ収集ボックス」の置き場所を確認します。

○サポートの可否判断

   コーディネーターは、面談結果から次の選択肢を参考に実行の可否判断をする。
   ・サポーターを選任し、依頼する。 
   ・高齢者サポートセンターに連絡し、生活援助を検討してもらう。 
   ・支援を受けているケアマネージャーと相談する。 
   ・ゴミ収集委託業者を紹介する。

○運搬対象ゴミの種類

    生活ゴミを対象とします。(小山市のゴミ収集日程に基づく
    ・燃やすゴミ:月曜日・木曜日
    ・プラ容器:火曜日
    ・瓶・缶・ペットボトル:隔週の金曜日 
    粗大ゴミ、新聞紙や段ボール、蛍光管や電池などの有害ゴミ、不燃ゴミには対応しません。

○依頼者とサポーターに渡すもの(既に持っていると確認された場合は省略できます)

    ・支え合い計画書 
    ・小山市発行の当該年度の「ゴミ収集カレンダー」 
    ・小山市発行の「分別収集のナナちゃん」からの抜粋ページ(可燃ゴミ、プラ容器、瓶・缶・ペット) 
    ・依頼者には「ゴミ収集ボックス」    
    ・サポータには、自治会名を記した専用ベスト等

○支え合い遵守事項

    支え合い活動を安心して継続させるためには、お互いが次のことを守ります。                              
    ・ゴミ出し依頼者が守ること                                                    
     ①支え合い計画書以外の要求はしないこと。                                            
     ②支え合い計画書の変更依頼は、コーディネーターを通して行うこと。                                
     ③留守にする場合は、あらかじめ決めておいた方法で行うこと。                                   
     ④金品の授受は厳禁であること。                                                 
     ⑤常に感謝の気持ちを持ち、相手の気持ちや生活を考慮し迷惑をかけないこと                            
     ⑥小山市のゴミ出し区分を守ること。                                               
    ・支え合いサポーターが守ること                                                  
     ①ゴミ出し依頼者を尊重し、生活に干渉しないこと。                                        
     ②活動は、支え合い計画書を遵守すること。                                            
     ③支え合い計画書の変更は、コーディネーターを通して行うこと。                                  
     ④急用等で支え合い計画書の遂行が困難になった場合は、速やかにコーディネーターに連絡すること。                  
     ⑤金品や礼を要求しないこと。                                                  
     ⑥活動中に知り得た情報は、他のことに使用してはならず、個人情報保護に関する法令等を遵守すること。

○個人情報

  見守り・支え合い活動推進検討委員会とサポーターは、ゴミ出し支援に関連して収集した個人情報について、ゴミ出し支援に関連する範囲で使用し
  「個人情報保護」の規定に従い適正に管理します。                                            
  見守り・支え合い活動推進検討委員とサポーターは、ゴミ出し支援に関連して知り得た情報をみだりに他人に知らせたり、
  利用目的以外には使用しません。その業務を退いた後も同様です。 

○サポーター連絡会及び勉強会

   サポーターになられた方に対し、連絡会や勉強会を開催し、必要な知識が取得できるように計画して行きます。

★支え合いサポートダイヤル

     080-9573-0880       受付日時:月~金 10:00~16:00  
                               支え合いコーディネーター 田中 國利